小嶺江藤病院の特徴
小嶺江藤病院は「心のかよう医療」を診療コンセプトに、ゆっくりでも確実に前に進んでいけるような診療、療養を心がけている病院です。
充実した設備
当院は昭和31年の開設以来、病床を新設・増設し、受け入れられる患者様を増やしてまいりました。今では207床の精神科病床を有し、CTスキャンなど、様々な設備の導入をはかっています。
精神病院と聞くと「暗い」イメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そんなイメージを払拭するために、木目調で温かく開放的な雰囲気を持っている新施設には、プレイルームも完備しています。患者様の療養環境をよりよいものにするため、今後も充実した環境整備に努めてまいります。
全スタッフの連携でチーム医療に取り組む
組織が大きくなると、病院スタッフ間の連携がむずかしくなりがちですが、当院では、医師や看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士、薬剤師、管理栄養士のみならず、全病院スタッフが連携したチーム医療に取り組んでいます。
新施設では軽度のうつ病の方など、旧施設では重度の認知症の方などの治療を行い、その人らしく生きられるお手伝いをチーム全員でサポートしています。
心のかよう療養をサポート
精神疾患の治療では、薬物療法や心理療法、リハビリテーションなどを患者様の症状に合わせて進めていく必要があります。当院には心理療法を強みとする公認心理士が在籍し、患者様のこころの問題を解決できるように、主にカウンセリングを通してお手伝いをしています。
さらに、患者様やご家族の方のお悩み解決をサポートするために設置しているのが医療相談室です。入院から退院までの手続きや各種社会制度活用などで分からないこと、お悩みのことがあれば、精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)へお気軽にご相談ください。
様々なサービスで地域社会のニーズに応える
当院は入院による療養だけでなく、デイケアやショートケアのサービスも積極的に行っています。クラフトや料理、軽スポーツなど、週間で様々なプログラムを組んでおり、患者様のご都合に合わせてご参加いただけます。ご参加には送迎バスのご利用も可能です。
また、精神疾患や認知症などを患いながらも、住み慣れた家で生活したいという患者様のためにご提供しているのが訪問看護サービスです。退院後も地域社会で安全・安心、そして快適に療養できるように、訪問看護のご利用をご検討ください。